整ってますか?

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駐在中の暇なエンジニアくん

ベトナムご飯 その6:当たるも八卦 (焼き牡蠣と最高のタレ)

貝類は美味しい半面、当たると大変だ。

ノロウイルスに感染しようものなら、日常生活もままならない。

 

スリルがあるからこその甘美な味わい...

 

そうじゃない。

単純に美味しいから食べるし、当たらないに越したことは無い。

なので、衛生状態が気になる店での牡蠣は、ちょっと遠慮したい。 

 

ニソンでは、さすがに生牡蠣は無理だが、美味しい焼き牡蠣なら食べられる。

ローカルに大人気のBBQレストランで食べた牡蠣を紹介しよう。

レストランの場所

店名:Thủy Hử Quán

住所:Thôn 3, Dự Quần, Tĩnh Gia, Thanh Hoá, Vietnam

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ローカルで賑わう人気店。

おすすめの一品

海鮮グリル (写真は牡蠣とエビ)。

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エビは生きたままなので踊っている。

イカ、タコ、はまぐり等もメニューにある。

 

素材の新鮮さもさることながら、味の決め手はタレだろう。

おそらく下記の材料で再現できる。

  • ヌクマム (魚醤)
  • 砕いたナッツ
  • 小口ネギ、ニンニク、生姜のみじん切り
  • ネギ油

これが貝類にとても合う。

調合の具合は分からないが、帰国して試行錯誤してみたい。

 

海鮮グリルがメインのメニューだが、お粥も美味しい。

日本のお粥とは違い、出汁の効いたスープで炊いた優しい味。

シメに食べると良いだろう。

メモ

牡蠣というと、気になるのはお腹の調子。

不安に思いながら食べたが、体調を崩すことなく、元気に生活できている。

 

この店は自分で焼くスタイルのBBQ。

焦らず、しっかりと火を通すことをオススメする。

 

焼いてから提供してくれる店のほうが、焼き加減に間違いがない。

「火は通っているが、身はプリプリ」のベストな状態にしてくれる。

店員さんに焼いてくれないか、聞いてみるのも良いだろう。

支払い

お腹いっぱい食べて1人約200,000 VND (1,000円)。

 

個人的には、貝に合わせるタレを知れたのが大きな収穫。

今夏のBBQで、せひとも試してみたい。

 

おわり。

ベトナムご飯 その5:サンバルって知ってる?

サンバルという調味料を知っているだろうか?

マレーシア、インドネシアで広く用いられるペースト状の調味料。

赤唐辛子、にんにく、たまねぎ、発酵させたエビをベースとする。

 

炒めものとの相性が良く、大さじ1杯加えるだけで、マレー風に。

真っ赤なで凶暴な見た目をしているが、身体の芯から元気の湧いてくる味になる。

日本でも手に入るため、筆者も料理の隠し味に加えた経験がある。 

 

今回は、ベトナムで食べるマレー料理。

ニソンの海の幸を活かした、サンバルシュリンプを紹介したい。

レストランの場所

店名:Bàn Trang

住所:Hải Bình, Tĩnh Gia, Thanh Hoá

紹介しようにも、Googleマップに何も表示されていない。

 

追加の地図と店の外観を以下に示す。

周辺に目印が無いため、めちゃめちゃ引いた地図になってしまった。

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国道1号線を折れて、長い橋を渡った先の角。

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開放的な店構え (壁は無し。トイレは店の裏の空き地。)

おすすめの一品

サンバルシュリンプ。

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真っ赤なサンバルシュリンプ。ご飯によく合う。

店の水槽に入っているエビを捕まえ、炒めてくれる。

見た目ほど辛くなく、食欲をそそる香りが漂う。

殻を気にせず、丸ごと頬張るのが美味しい。

 

炒飯と合わせて食べるのがオススメ。

かなりニンニクが入っているらしく、食後の歯磨きは必須。

 

その他、以下を食して満腹。

  • (冷えた)ビール
  • きゅうりサラダ
  • 空芯菜炒め
  • エビの串焼き
  • 豚のグリル
  • チャーハン
  • 海鮮焼きそば

メモ

とにかく安い。

そして美味しい。

 

多少英語を話せる店員がいるので、コミュニケーションも楽である。

ベトナムでは珍しく、冷蔵庫で冷やしたビールを提供してくれる。

 

近くに、ニソンの製油所建設に関わっている日系企業の宿舎がある。

日本人も気に入る味のようで、よく食事をしているのを見かける。

支払い

明細はよくわからない。

ただし、お腹いっぱい食べて1人約200,000 VND (1,000円)以下。

 

サンバルという調味料は奥が深い 。

材料に何を入れても基本的に自由。

地域、家庭によって味が異なる。

 

筆者がマレーシア滞在時に週4で食べていたサンバルチャーハン。

きっと、あの小汚いレストランでしか味わえないだろう。

 

上で紹介したサンバルシュリンプも然り。

このレストランだけの味だろう。

 

正確な住所は不明。

Googleマップにも載っていない。

例えこの記事を読んでも、辿り着くのは困難を極める。

 

食べて欲しいんだけどなぁ。

 

おわり。

ベトナムご飯 その4:変わらない味

炭火を囲み、仲間とワイワイ食事をする。

仕事の節目に、歓送迎会に、デートに、家族での外食に。

焼き肉は楽しい。

 

今日、主だった都市に旅行に行けば、焼肉屋の一軒や二軒、簡単に見つかるだろう。

ただし、首都を遠く離れた農村部まで来ると、とたんに難易度が上がる。

 

サムギョプサルを提供する韓国料理屋兼焼肉屋は、どの街にも何軒かあるイメージ。

一方で、日本で見かける「普通の焼肉屋」に出会えることは稀である。

 

今回はここニソンで見つけた、日本人が安心するような焼肉屋を紹介したい。

レストランの場所

店名:焼肉 菊 (BBQ restaurant Kiku)

住所:Hải Thượng, Tĩnh Gia, Thanh Hoá

おすすめの一品

The 焼肉。

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いわゆる焼き肉。部位も豊富。

特段珍しいものではない。

ただ、繰り返すがここはベトナムの田舎。

牛が道路を散歩しているような地域である。

ここで日本と遜色ないクオリティの肉が食べられることは驚きだろう。

 

牛豚鶏の焼肉だけでなく、牛肉の生ユッケも食べられる。

ユッケがメニューにある辺り、韓国風なのかな。

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牛肉のユッケ。醤油ベースの味。

その他、以下を食して満腹。

  • タン塩、カルビ、ロース
  • ビビンバ
  • 冷麺
  • とんこつラーメン
  • ビール
  • 黒霧島

メモ

焼酎あり、ボトルキープ可。

駐在のオジサマ方が気に入りそうな店である。

 

先日の記事で紹介したAnh Phat Hotel 3に、きれいなBBQ場が併設されている。

肉を入手したいときはこの焼肉屋に相談すると、割安で手に入れられる。 

 

Restaurant Kikuはベトナムに数店舗あり、ハノイやハイフォンにも店を構えている。

支払い

1人約600,000 VND (3,000円)。

行った人は皆「日本だったら倍 (6,000円)はかかるね。」と言う。

その位良い感じのお店。

 

おわり。

ベトナムご飯 その3:棘のなくなった売春街

-未舗装の道-

-ゴミの散らばる砂浜-

-朽ち果てたわらぶき小屋-

-軒下のハンモックに揺られる娼婦たち-

 

数年前まで、この辺りでは知る人ぞ知る売春街だったQuỳnh Bản*1

経済の発展と共に浄化され、明るいビーチリゾートへと変貌を遂げていた。

 

潮風を受けながらくつろぐ人々、奥に停まっている観光バスは団体客用だろうか...

 

今回はそんなQuỳnh Bảnでふらりと入った、海鮮レストランを紹介したい。

レストランの場所

店名:Nhà hàng, khách sạn Xuân Đất Việt

住所:Đường đê, Quỳnh Bản, Quỳnh Lưu, Nghệ An, Vietnam

おすすめの一品

シャコのレモングラス蒸し。

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山盛りのシャコ

エビとカニの中間のような味わい。

可食部は少ないが、旨味のある身である。

 

食べ方は以下の通り。

殻が硬く、棘もあるためケガに注意。

  1. 身の両側をハサミで大胆に切り落とす (赤点線)。
  2. 背中側の殻 (赤色)を毟り、残った身を食べる。

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その他、以下を食して満腹。

  • 大量のビール
  • 貝のグリル
  • クラゲと香草の生春巻き

メモ

オープンしたてのレストラン。

とにかく宣伝したいらしく「Facebookで高評価よろしく!」と言っていた。

m.facebook.com

種々の料理を勝手に出してくるが、美味しい場合は素直に食べれば良し。

ちょっと口に合わない場合はその旨を伝えると「お代は結構」と潔い。

支払い

男5人でビールと海鮮をお腹いっぱいになるまで食べて1人約200,000 VND (1,000円)。

少し英語を話せる兄ちゃんが対応してくれるので、何となく安心。

 

おわり。

*1:ちなみに筆者は今回初めて行った。

ベトナムご飯 その2:インド人はカレーがお上手

ベトナム北中部のニソン (Nghi son)に滞在している。

ここは古くから農業・漁業が盛んな地域。

現在は発電所石油化学コンプレックスが立ち並ぶ経済特区として発展の最中。

仕事で訪れる外国人も多い。

そんな外国人をターゲットに建設された高級ホテル:Anh Phat Hotel 3。

今回はそこで食べられる、美味しいカレーを紹介したい。

レストランの場所

店名:Anh Phat Hotel 3 Restaurant

住所:Mai Lâm, Tĩnh Gia, Thanh Hoá

おすすめの一品

マトンカレー。

共に働いているインド人たちが足繁く通うレストラン。

全員が「あのカレーは本物」と口を揃える逸品である。

シェフがインド人らしく、スパイシーな本格インドカレーが味わえる。

 

カレーもさることながら、ひときわオススメしたいのがパラタ。

パラタとは、小麦粉の生地を薄く伸ばし、何層にも畳んで焼いた薄焼きパン。

イメージとしてはパイ生地に近いもの。

蜂蜜と一緒に提供してくれる。

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パラタ (左)、マトンカレー (右手前)とチキンカレー (右奥) 

パラタを爽やかな辛さのカレーにつけて一口。

蜂蜜につけてデザート感覚で一口。

夢中で繰り返しているうちにカレーは無くなり、自分は汗だくに。

 

ちなみにパラタと蜂蜜はメニューに載っていない。

ウェイターにこっそり注文すべし。

支払い

カレーのお値段約120,000 VND (600円)。

 

カレーにはナン、そう思い込んで可能性を狭めていた。

パラタ美味しいよパラタ。

 

おわり。

ベトナムご飯 その1:皮付きの揚げ豚が美味しい

 

ベトナムの料理はけっこう美味しい。

白米に合う、日本人好みの味ではないかと思う。

ちょうど旅行では絶対行かないような場所に偶然仕事で来ている。

ローカルなレストランで食べた料理を紹介したいと思う。

レストランの場所

店名:Gật gù quán

住所:TT. Tĩnh Gia, Tĩnh Gia, Thanh Hoá

おすすめの一品

皮付き豚肉を揚げたものを、ピクルスと一緒に、ライスペーパーで包んで食べるやつ。

説明が拙くて恐縮だが、正しい料理名が分からないのでご勘弁を。

外側はカリッと、豚の肉と脂身はフワフワ。

ピクルスの酸味と合わさり、手が止まらなかった。 

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豚肉 (手前)とピクルス (奥) 

その他、以下を食して満腹。

支払い

男性4人でお腹いっぱい食べて、1人約200,000 VND (1,000円)。

旅行で来ることはまずないと思う。

奇跡的に近くまで来る用事があったら、寄る価値ありです。

 

おわり。

サウナーの仲間へ。

私の友人の間でサウナが流行っている。 

そんなサウナーに連れられてサウナデビューしたのが今年の2月。

それ以来、ドハマりである。

近所の銭湯の回数券を購入し、暇さえあればサウナに通う生活。

 

「整い」を実感していた折に、目に飛び込んできたのは以下の記事。
natgeo.nikkeibp.co.jp

 

汗を通じて排出される有害物質の量は極めて微量であり、サウナ及び発汗による身体のデトックス効果は期待できないとのこと。

 

一方で、汗を流した後の水風呂、深い呼吸、リラックス、落ち着き。

電子機器から距離を置いてのんびりする時間。

数字では測れない「良さ」を実感するのもまた事実。

 

定量的な効果は無いことが示されたとしても、まだまだ通い続ける価値は大いにあるね。

 

おわり。