個人的お土産観とパッキングの妙
異国に滞在するとき、常にお土産のことを考えている。
どこに行くときも、お土産用にトランクの半分は必ず空にして出国する。
せっかく海外に来てるのだから、観光を楽しんだらどうか、という声もある。
でも、筆者にとっては、お土産選び自体が楽しいアクティビティなのだ。
- この国では何が有名なのか。
- 誰にあげるか、何をあげるか。
- 自分用も考えて何個必要か。
- 帰国はこの日、なのでいつどこに買いに行くか。
そんな調査・計画をするのが最高に楽しい。
あまりに高価なお土産は相手に気を使わせるので好きではない。
気に入ってもらえないリスクも考慮すると、消え物が無難。
そんなことを考えていると、足は自然とスーパーマーケットに向かっている。
今回は近くのスーパーで、ベトナム料理に使う調味料達を購入した。
ここで気を使うのが調味料の持ち帰り方。
例えば、ヌクマム (魚醤)という魚の塩漬けを発酵させたときの上澄み汁。
いうなれば「マイルドなくさや」並に臭う。
- 包装が緩いもしくは不良だったら...
- 容器が破損したら...
トランクの中で漏れたら最後。
洋服、お土産、その他雑品からトランク本体まで。
一度捨てないと正気を保つのは難しい。
そんな時、このアイテムを使うと簡単に対策できる。
これを使って、各調味料ごとにぐるぐる巻きにする。
更に心配なものは、その上からビニル袋をかければ、対策は万全。
万が一漏れても、被害は最小限で済むだろう。
もう一つ。
何が良いかというと、帰国後である。
遠路はるばる自宅まで辿り着き、いざトランクを開ける。
そのとき、小瓶・小物があっちこっちに散らばっている状況を防げる。
如何に上手にパッキングするかも、旅の技術の一つ。
簡単なのでお試しあれ。
おわり。