整ってますか?

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駐在中の暇なエンジニアくん

非英語圏における料理の注文

英語圏の国で最も苦労する瞬間。

それは、レストランでの注文時ではないだろうか?

 

異国にて、必ずしも英語や日本語のメニューが用意されているわけではない。

例えばベトナムのローカルな店だと、ほぼ100%、ベトナム語表記だろう。

 

単語の意味も分からず、発音も上手くできない。

結局、店員さんに怪訝な顔をされてしまうシーンも多いかと思う。

 

そんな時、非常に便利なアプリがある。

基本にして王道、「Google翻訳」だ。

play.google.com

特に素晴らしいのが、オフライン翻訳機能。

予め対応する言語ファイルをダウンロードしておく。

そうすると、オフラインでもすぐに翻訳機能を使える。

 

カメラをかざすだけで写っている言葉を翻訳してくれる「リアルタイム翻訳」。

これも便利だが、残念ながら現在ベトナム語には対応していないようである。

 

ちなみにGoogleは米国の会社。

どの言語に対しても英語から翻訳した方が良いのでは?と考えた。

 

例として、オススメを尋ねる翻訳を2通り載せた。

左は日本語から、右は英語からベトナム語への変換である。

同じような内容を書いたつもりだが、結果は異なっている。

f:id:totonoi:20180627152455j:plain

日本語からベトナム語 (左) と英語からベトナム語 (右)。

店員さんに見せたところ、左 (日本語からベトナム語) の方が伝わっていた。

余り深く考えずに、言いたいことを日本語で入力するのが良さそうだ。

 

本当に便利だなコレ。

 


 

余談だが、筆者の友人はGoogle翻訳のかなりの使い手である。

 

ベトナム語しか話せないカラオケ嬢 (日本で言うキャバクラ嬢)とのやり取り。

自分の想いを伝えようと必死に翻訳しまくっていた。

 

念願が叶ってようやくこぎ着けた店外デート。

相手も自分も、共通の言語では会話できない。

 

お互いスマホを手に、ディスプレイ越しに交わす会話。

レストランにて、無言で画面を見せ合うだけの2人。

近未来SFのような、しかし旗から見ると珍妙な光景。

 

言葉にできなくとも、心で通じ合っていると彼は言っていた。

 


 

結局その後「2人分の食事代+デート代+α」のお金を払わされたらしい。

彼の純愛は儚く散った。

 

おわり。