ベトナムご飯 その5:サンバルって知ってる?
サンバルという調味料を知っているだろうか?
マレーシア、インドネシアで広く用いられるペースト状の調味料。
赤唐辛子、にんにく、たまねぎ、発酵させたエビをベースとする。
炒めものとの相性が良く、大さじ1杯加えるだけで、マレー風に。
真っ赤なで凶暴な見た目をしているが、身体の芯から元気の湧いてくる味になる。
日本でも手に入るため、筆者も料理の隠し味に加えた経験がある。
今回は、ベトナムで食べるマレー料理。
ニソンの海の幸を活かした、サンバルシュリンプを紹介したい。
レストランの場所
店名:Bàn Trang
住所:Hải Bình, Tĩnh Gia, Thanh Hoá
紹介しようにも、Googleマップに何も表示されていない。
追加の地図と店の外観を以下に示す。
周辺に目印が無いため、めちゃめちゃ引いた地図になってしまった。
おすすめの一品
サンバルシュリンプ。
店の水槽に入っているエビを捕まえ、炒めてくれる。
見た目ほど辛くなく、食欲をそそる香りが漂う。
殻を気にせず、丸ごと頬張るのが美味しい。
炒飯と合わせて食べるのがオススメ。
かなりニンニクが入っているらしく、食後の歯磨きは必須。
その他、以下を食して満腹。
- (冷えた)ビール
- きゅうりサラダ
- 空芯菜炒め
- エビの串焼き
- 豚のグリル
- チャーハン
- 海鮮焼きそば
メモ
とにかく安い。
そして美味しい。
多少英語を話せる店員がいるので、コミュニケーションも楽である。
ベトナムでは珍しく、冷蔵庫で冷やしたビールを提供してくれる。
近くに、ニソンの製油所建設に関わっている日系企業の宿舎がある。
日本人も気に入る味のようで、よく食事をしているのを見かける。
支払い
明細はよくわからない。
ただし、お腹いっぱい食べて1人約200,000 VND (1,000円)以下。
サンバルという調味料は奥が深い 。
材料に何を入れても基本的に自由。
地域、家庭によって味が異なる。
筆者がマレーシア滞在時に週4で食べていたサンバルチャーハン。
きっと、あの小汚いレストランでしか味わえないだろう。
上で紹介したサンバルシュリンプも然り。
このレストランだけの味だろう。
正確な住所は不明。
Googleマップにも載っていない。
例えこの記事を読んでも、辿り着くのは困難を極める。
食べて欲しいんだけどなぁ。
おわり。